2012年9月アーカイブ

そもそも国債とは

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ギリシャであまり目立たなかったですが、
リーマンショック後のスペインの経済指標は他のユーロ諸国と比べて急激に悪化していっていました。

スペインの失業率は現在では23%を超えています。
若者の2人に1人が職を持たないという状況が続いています。
そんななか、スペインの国債の利回りは急上昇、先日のECB理事会で金融緩和を発表し一旦は5%台に低下した10年国債ですが、また今週に入り上昇の兆しが出てるという状況です。

[スペイン10年物国債チャート]

kokusai.jpg


はて、なぜ国債の利回りが急上昇するのでしょうか。
その仕組みは非常に簡単です。

国債を所有している人が、経済悪化によって国債が返却されないのではという不安から
国債をどんどん売り払っていくため、実際の国債の価格より低くなってしまっていた国債を
5年間保有していたら、元の額面との金額の差額プラス利率を
受け取れる仕組みとなっているからです。

しかし、国がデフォルト(債務不履行)なってしまった場合には、
国債が紙切れ同然になるというものですので、
今のスペイン情勢をかんがみるとなかなか手が出せませんよね。

国債の利回りが高まってきているということは、
経済状況が悪化していることから回りまわって起きています。

利回りがいいからと国債に軽はずみで手を出してしまっては
あとで痛い目を見ることになるかもしれません。

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